捻挫

<捻挫とは>

捻挫とは関節の生理的可動域(運動範囲)を越えて運動が強制され、関節内外の靭帯や筋、腱、関節包等の軟部の損傷を起こしたものである

<捻挫の基本的症状>

圧痛、腫脹、機能障害、局所性の熱感

  • 第1度:靭帯の一部線維の断裂で関節包は温存されている。
    →自発痛、圧痛、軽度の腫脹と疼痛による運動制限、関節血症はない。
     
  • 第2度:靭帯断裂で関節包も損傷されることが多い。
    または線維が引き伸ばされた状態になることもある。

    →自発痛、圧痛、腫脹、運動制限、軽度の異常可動性。
     
  • 第3度:靭帯の完全断裂で、関節包断裂も伴う。
    →第2度の症状より強く、特に関節の不安定性が強い。

靭帯の回復は早い(2〜3週間。断裂時でも5〜6週間)ため、症状を軽く見て治療に時間を掛けない事が多く、また発現が日常使う部位で起きる為に治療が中途半端で終わってしまう事があり、変形した状態になっての回復などを引き起こし俗に言う「捻挫くせ」等に繋がる事もある。

<治療>

RICEの法則に基づき、アイシングによって患部の炎症を抑え、腫脹、熱感を抑える。
その後、ギブスや包帯、テーピングで固定し安静にする事が必要である。
治療後はサポーター等を用いて再発抑止に努める。

自分で処置した場合でも、骨折や靭帯断裂を引き起こしている事もあり、損傷状況により固定、リハビリ、加療が必要となるので受傷された際は、当院へご来院下さい。

腱断裂

腱断裂は、アキレス腱、指の伸筋腱、上腕二頭筋腱などに起こることが多いです。
アキレス腱断裂は、遠心性収縮力(カウンターパンチのような力)が加わったときや、退行変性などが原因となり発症します。
指の伸筋腱の断裂は、マレットフィンガーのⅠ型で、野球のボールなどが指の先端に当たり、関節が過屈曲されることにより起こります。
上腕二頭筋腱断裂は、上腕骨の結節間溝で摩耗することで起こることもあります。

アキレス腱断裂などの腱の断裂は、切れた腱の断端をしっかり寄せた上で固定ができればつなぎ合わせる事が可能です。手術で縫い合わせることも、よく考えてみれば断端を寄せていることなのです。
従って、断端を近くに寄せることができればしっかりと治っていきます。
最近の医学では、手術をしない保存療法が主流となってきています。

とこ整骨院では、ギプスを上手に使い保存的に治療する事を得意としています。

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駐車場:1台あり

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